こんにちは😊 看護師まりです。
「血糖値が気になるから、おやつは我慢しないといけないのかな」そんなふうに思ったことはありませんか。
おやつの時間は、ほっと一息つける大切な時間でもありますよね。
今回は、間食と血糖値の関係について、食べる量や選び方、タイミングを一緒に考えてみたいと思います。
間食をすると、血糖値はどうなる?
間食に糖質が含まれていれば、食後と同じように血糖値が上がることがあります。
ただし、血糖値の上がり方は、食べたものの糖質量や食品の組み合わせ、食べる時間、体の状態などによって異なります。
甘いものを食べたからといって、必ず急激に血糖値が上がるとは限りません。また、甘く感じない食品にも糖質が含まれる場合があります。
「何を食べるか」と同じくらい「どのくらい食べるか」も大切
同じお菓子でも、一度に食べる量が変われば、摂取する糖質やエネルギーの量も変わります。
たとえば、大袋からそのまま食べるよりも、小皿に取り分けることで、食べた量を把握しやすくなります。
お菓子を選ぶときには、食品表示にある炭水化物や糖質の量、エネルギー量も参考になります。

「食べてはいけない」と考えるよりも、食べる量を知って、楽しめる方法を見つけていきたいですね。
間食には、どんなものを選んだらいい?
間食は、甘いお菓子だけとは限りません。普段の食事で不足しがちな栄養素を補う機会にもなります。
- 無糖のヨーグルト:たんぱく質やカルシウムを含みます。加糖タイプは糖質量も確認しましょう。
- 果物:ビタミンや食物繊維などを含みます。食べる量は意識しましょう。
- ナッツ:糖質が比較的少ない種類もありますが、脂質が多くエネルギーも高いため、量に気をつけましょう。
- 小さめのおにぎりなど:活動量や食事の間隔によっては選択肢になります。ただし、糖質量や治療内容への配慮が必要です。
どの食品も、食べれば必ず血糖値が安定するというものではありません。食事全体とのバランスで考えることが大切です。
間食を食べる時間も関係する?
間食のタイミングによって、その後の食事の量や血糖値の動きが変わることがあります。
たとえば、夕食の直前にたくさん間食をすると、夕食が食べられなくなったり、逆に間食と夕食の糖質が重なってしまったりすることもあります。
また、夜遅い時間の間食は、食事の時間帯や睡眠との関係も考える必要があります。
間食の時間についても、誰にでも当てはまる決まった正解があるわけではありません。生活リズムに合わせて考えていきましょう。
糖尿病の薬を使っている場合は、目的が違うことも
インスリンや一部の血糖降下薬を使用している方では、低血糖の予防や対応のために補食が必要になる場合があります。
こうした治療上の補食は、楽しみとしての間食とは目的が異なります。食べる量やタイミングについて指示がある場合は、その内容を優先してください。
なお、低血糖が起きたときの対応は、一般的なおやつ選びとは別に考える必要があります。低血糖時は医療者から案内された方法で対応しましょう。

間食は、毎日の楽しみの一つでもあります。血糖値のことを大切にしながら、食べる楽しみも残していけたらいいですね。
まとめ
間食による血糖値の変化は、食べるものの種類だけでなく、糖質量や食べる量、時間帯によっても異なります。
「間食は絶対にだめ」と決めつけるのではなく、何を、どのくらい、いつ食べるかを、普段の食事や治療内容と合わせて考えてみましょう。
前回の記事:食事の時間帯で血糖値は変わる?夜遅い食事との付き合い方
次回は「よく噛んで食べることと血糖値の関係」についてお話しします。
参考資料
- 日本糖尿病学会『糖尿病診療ガイドライン2024』
- 厚生労働省『日本人の食事摂取基準』

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