こんにちは😊 看護師まりです。
同じような食事でも、朝に食べるときと夜に食べるときでは、血糖値の上がり方が違うことがあります。
今回は、食べる時間帯と血糖値の関係についてお話しします。
血糖値は、食べる時間によっても変わるの?
私たちの体には、睡眠やホルモンの働きなどを調整する「体内時計」があります。糖を処理する働きも、一日を通してまったく同じというわけではありません。
研究では、同じような食事でも、朝や昼に比べて夜遅い時間に食べたときのほうが、食後の血糖値が高くなったり、下がるまでに時間がかかったりする場合があることが報告されています。
ただし、すべての人に当てはまるわけではなく、睡眠時間、仕事の時間帯、食事内容、糖尿病の有無などによっても違いがあります。
夜遅い食事で気をつけたいこと
夕食が遅くなると、食べ終わってから寝るまでの時間が短くなることがあります。また、日中と夜では、食後の血糖値の動きが異なる場合があります。
だからといって、「夜に食べたものはすべて脂肪になる」「何時以降は絶対に食べてはいけない」ということではありません。
食事の時間だけでなく、食べる量や内容、一日全体の生活リズムを合わせて考えることが大切です。

帰宅が遅くなった日もありますよね。時間だけで自分を責めず、食べる量や組み合わせを少し工夫してみましょう。
夕食が遅くなる日は、どうしたらいい?
たとえば、仕事などで夕食が遅くなることがわかっている日は、夕方に軽く食べ、帰宅後の食事を控えめにする「分食」という方法もあります。
ただし、分食が適しているかどうかは、治療内容や生活リズムによって異なります。特にインスリンや低血糖を起こしうる薬を使用している方は、食事時間を大きく変える前に医療者へ相談してください。
また、遅い時間に食べるときは、主食だけで済ませるのではなく、野菜やたんぱく質を含むおかずも組み合わせるなど、食事全体のバランスを意識してみましょう。
毎日同じ時間に食べないといけない?
規則的な食事のリズムは、生活習慣を整えるうえで役立つことがあります。ただ、仕事や育児、介護などで、毎日同じ時間に食べるのが難しい方もおられます。
大切なのは、厳密な時刻を守ることよりも、今の生活の中で続けられる工夫を見つけることです。

食事の時間も、暮らし方も、人それぞれです。無理なく続けられることを、一つずつ見つけていけたらいいですね。
まとめ
食後の血糖値は、食事の内容や量だけでなく、食べる時間帯によっても変わることがあります。特に夜遅い食事では、血糖値の上昇や下がり方が変化する場合があります。
「何時に食べるか」だけにこだわらず、食事の内容や量、睡眠、活動、治療内容も含めて、自分に合った食生活を考えていきましょう。
前回の記事:朝食を抜くと血糖値はどうなる?セカンドミール効果のお話
次回は「間食と血糖値の関係」についてお話しします。
参考資料
- 日本糖尿病学会『糖尿病診療ガイドライン2024』
- 厚生労働省『日本人の食事摂取基準』

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