こんにちは😊 看護師まりです。
糖尿病の治療では、血糖値が高いことだけでなく、低くなりすぎることにも注意が必要です。今回は、低血糖とはどんな状態なのか、症状や対処の基本についてお話しします。
低血糖とは?
低血糖は、血液中のブドウ糖が少なくなり、体に必要なエネルギーが不足する状態です。糖尿病の治療では、一般に血糖値70mg/dL未満が低血糖に注意する目安として使われます。
ただし、症状の出方には個人差があり、血糖値が70mg/dL以上でも低血糖に似た症状が現れることがあります。また、低血糖が起きても症状に気づきにくい方もいます。
どんな症状が出るの?
低血糖では、冷や汗、手の震え、動悸、強い空腹感などが現れることがあります。さらに血糖値が下がると、集中しにくい、ぼんやりする、いつもと様子が違うといった症状が出ることもあります。
重い低血糖では、意識が低下したり、けいれんしたりすることもあり、速やかな対応が必要です。

低血糖の症状は、人によって違います。ご自身にどんな変化が起こりやすいか、知っておくことも大切ですね。
低血糖はなぜ起こるの?
糖尿病治療中の低血糖は、特にインスリンや一部の血糖を下げる薬の作用に関連して起こります。食事の量が少なかった時、食事が遅れた時、普段より長く体を動かした時などに起こることがあります。
飲酒や体調の変化なども関係するため、低血糖を経験した場合は、その時の状況を主治医と一緒に振り返ることが大切です。
低血糖かもしれない時の対応
意識がはっきりしていて、安全に飲み込める場合は、ブドウ糖など吸収の速い糖分をとることが基本です。糖尿病治療中の方は、主治医から指示された補食の種類や量、再測定の方法に従ってください。
一般的にはブドウ糖10g程度が対処の目安として案内されることがあります。ただし、使用中の薬剤によっては必要な対応が異なります。特にα-グルコシダーゼ阻害薬を服用している場合は、砂糖ではなくブドウ糖で対処します。
症状が改善しない場合や繰り返す場合は、医療機関に相談してください。低血糖を繰り返す場合は、薬の調整が必要なこともありますが、自己判断で変更しないようにしましょう。
意識がない、飲み込めない場合は
意識がない、反応が悪い、飲み込めない場合には、食べ物や飲み物を口に入れないでください。誤嚥や窒息につながる危険があります。
周囲の方は速やかに119番へ連絡し、救急隊の指示に従ってください。重症低血糖に備えてグルカゴン製剤が処方されている場合は、事前に医療者から教わった方法で対応します。
低血糖を予防するために
インスリンや低血糖を起こす可能性のある薬を使用している方は、食事の時間、運動量、薬の使い方について主治医と確認しておきましょう。外出時にブドウ糖などを携帯することや、家族など身近な方と対応方法を共有しておくことも役立ちます。

低血糖は、早く気づいて適切に対応することが大切です。心配なことがあれば、治療を受けている医療機関で相談してくださいね。
まとめ
血糖値70mg/dL未満は、低血糖に注意する目安です。冷や汗や震えなどの症状が現れることがありますが、症状には個人差があります。意識がはっきりしている場合と、意識がない場合では対応が異なります。治療中の方は、ご自身の薬に合った対処方法を確認しておきましょう。
次回のお話
次回は「フリースタイルリブレとは?血糖値の変化が見える仕組み」についてお話しします。
もっと詳しく知りたい方へ
これからも、血糖値で悩む方の応援とサポートをしていきたいです。そんな時には、私にお力になれることがあれば嬉しいです。

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