食後2時間の血糖値はどのくらいが目安?

こんにちは😊 看護師まりです。

「食後2時間の血糖値は、どのくらいなら大丈夫ですか?」糖尿病外来でも、気になる方が多いテーマです。今回は、食後2時間の血糖値について、検査の種類による違いも含めてお話しします。

食後2時間の血糖値とは?

食事をすると、糖質が消化・吸収されて血糖値が上がります。その後、インスリンなどの働きによって血糖値は下がっていきます。

「食後2時間の血糖値」は、一般に食事を始めてから約2時間後に測定した血糖値を指します。ただし、測定のタイミングについては、医療機関からの指示を優先してください。

看護師まり
荒木

食後に血糖値が上がること自体は、体の自然な反応なんですよ😊

140mg/dL、200mg/dLという数字は何の基準?

血糖値について調べると、「140mg/dL未満」「200mg/dL以上」という数字を目にすることがあります。

これらは主に、75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)の2時間値による判定に使われる数字です。75gOGTTは、決められた量のブドウ糖を飲み、その後の血糖値を調べる検査です。

75gOGTTの2時間値が140mg/dL未満は正常型の条件の一つ、140〜199mg/dLは境界型に該当しうる範囲、200mg/dL以上は糖尿病型の基準の一つです。最終的な分類や診断は、空腹時血糖値などの結果も踏まえて判断します。

普段の食事をとった2時間後の血糖値に、75gOGTTの判定基準をそのまま当てはめることはできません。食事は内容や量が毎回異なるためです。

糖尿病の治療中は、目標が異なることもあります

糖尿病の治療では、食後の血糖値も参考にすることがあります。ただし、目標値は治療方法、年齢、低血糖のリスクなどによって異なります。

特にインスリンや一部の糖尿病治療薬を使っている場合、血糖値を下げようとして低血糖を起こさないよう注意が必要です。主治医と相談して、自分に合った目標を確認しましょう。

看護師まり
荒木

「みんな同じ数字を目指せばよい」というわけではありません。今の体の状態や治療に合った目標が大切です。

食後2時間の血糖値が気になったら

食後の血糖値は、食事の内容や量、運動、睡眠、体調などによって変わります。一度の測定だけで糖尿病かどうかを決めることはできません。

健診で異常を指摘された場合や、食後の血糖値が気になる場合は、医療機関で相談してみてください。必要に応じて、空腹時血糖値、HbA1c、75gOGTTなどで確認します。

まとめ

食後2時間の血糖値は、食事をしたあとの血糖値の変化を知る手がかりです。一方、75gOGTTの2時間値と、普段の食事の2時間後の血糖値は、同じ条件で測定したものではありません。数字だけで自己判断せず、検査の種類と測定条件を確認することが大切です。

次回のお話

次回は「血糖値が70未満になるとどうなる?低血糖の基礎知識」についてお話しします。

もっと詳しく知りたい方へ

これからも、血糖値で悩む方の応援とサポートをしていきたいです。そんな時には、私にお力になれることがあれば嬉しいです。

前の記事:糖尿病予備群とは?正常型・境界型・糖尿病型の違い

医療情報の参照先

日本糖尿病学会:糖尿病診療ガイドライン2024 第1章

糖尿病情報センター:糖尿病と関連する検査

この記事を書いた人
荒木まり

看護師

専門医療機関で10年以上にわたり、生活習慣のアドバイスや心のケアに携わってきました。

むずかしいことも、やさしい言葉で。
糖尿病治療と向き合う方に寄り添い、
心の支援ができるような情報をお届けしています🌷

オンライン相談やブログを通して、
**「ひとりで抱えない医療のかたち」**を目指しています。

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