こんにちは😊 看護師まりです。
健康診断でHbA1cが基準範囲内だったら、少し安心しますよね。でも、HbA1cだけでは、食後などの血糖値の動きまではわからないことがあります。今回は、平均値と血糖変動の違いについてお話しします。
HbA1cは、平均的な血糖状態を示す検査です
HbA1cは、過去1〜2か月程度の平均的な血糖状態を反映する指標です。赤血球のヘモグロビンに、ブドウ糖がどのくらい結びついているかを調べています。
ただし、HbA1cは血糖値が一日の中でいつ上がったか、いつ下がったかを直接示すものではありません。

HbA1cは大切な検査ですが、血糖値の「一日の動き」をそのまま表しているわけではないんですよ😊
同じHbA1cでも、血糖値の動きは違うことがあります
例えば、食後に血糖値が大きく上がる時間があっても、それ以外の時間の血糖値が低めであれば、平均すると同じくらいの値になることがあります。
一方、食後の上がり方が比較的穏やかな方でも、同じくらいのHbA1cになることがあります。このように、平均値が似ていても、血糖値の変動の仕方が同じとは限りません。
HbA1cが正常なら、糖尿病の心配はない?
HbA1cが基準範囲内でも、食後の血糖値が高くなる場合があります。ただし、HbA1cが正常な方に、必ず血糖異常があるという意味ではありません。
糖尿病の診断には、血糖値やHbA1c、必要に応じて75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)などの検査を用います。健康診断の結果だけで心配しすぎず、気になる点があれば医療機関で相談することが大切です。
血糖値の動きを知るには?
医療機関では、必要に応じて食後の血糖測定や75gOGTTなどを行います。また、CGM(持続グルコース測定)を使うと、時間の経過に伴うグルコース値の変化を確認できます。
ただし、CGMは皮下の間質液中のグルコースを測るもので、血液中の血糖値とは時間差や数値の違いが生じることがあります。CGMだけで糖尿病の診断を確定するものではありません。
数字を気にしすぎないことも大切です
血糖値は、食事だけでなく、運動や睡眠、ストレス、体調などでも変化します。一度の数値だけで、食べ物や生活習慣の良し悪しを決めつける必要はありません。

検査結果は、自分を責めるための数字ではありません。体のことを知って、これからの暮らしに役立てるための手がかりにしていきたいですね。
まとめ
HbA1cは、過去1〜2か月程度の平均的な血糖状態を知るための大切な検査です。ただし、食後の一時的な上昇など、血糖値の細かな動きはHbA1cだけではわかりません。必要な検査は一人ひとり異なるため、気になる場合は医療機関で相談してみてください。
次回のお話
次回は「健康診断の血糖値、どこから注意が必要?」についてお話しします。
もっと詳しく知りたい方へ
これからも、血糖値で悩む方の応援とサポートをしていきたいです。そんな時には、私にお力になれることがあれば嬉しいです。
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