こんにちは😊 看護師まりです。
健康診断の血糖値は正常だったのに、食事のあとに血糖値が大きく上がっていることがある。そんなお話を聞いたことはありませんか。今回は「血糖値スパイク」と呼ばれる血糖値の変化について、基本からお話しします。
血糖値スパイクとは?
「血糖値スパイク」は、主に食後に血糖値が急激に、あるいは大きく上昇する状態を指して使われる言葉です。ただし、医学的に統一された診断名や、誰にでも当てはまる明確な数値基準があるわけではありません。
食後に血糖値が上がること自体は自然な反応です。大切なのは、どの程度上がるのか、その後どのように推移するのかを、必要に応じて確認することです。

食後に血糖値が上がっただけで、「血糖値スパイクだ」と心配しすぎなくても大丈夫ですよ😊
健康診断で見つかりにくいのはなぜ?
一般的な健康診断では、空腹時血糖値やHbA1cなどを調べます。空腹時血糖値は、食事をしていない時点の血糖値です。またHbA1cは、過去1〜2か月程度の平均的な血糖状態を反映します。
そのため、空腹時血糖値やHbA1cだけでは、食後の一時的な血糖上昇を十分に捉えられない場合があります。ただし、健康診断で正常だったから必ず食後高血糖がある、という意味ではありません。
食後の血糖値は、どうやって調べるの?
必要に応じて、医療機関で食後の血糖値を測定したり、75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)などを行ったりします。糖尿病の診断は、検査の種類や結果を組み合わせて医師が判断します。
CGM(持続グルコース測定)では、食事前後を含むグルコース値の変化を連続して確認できます。ただし、CGMは皮下の間質液中のグルコース値を測るもので、糖尿病の診断をCGMだけで確定するものではありません。
食後の血糖値の上がり方は何で変わる?
食事に含まれる糖質の量や種類、食物繊維や脂質・たんぱく質との組み合わせ、食べる速さ、運動、睡眠、体調など、さまざまな要因が関わっています。
同じものを食べても、いつも同じ血糖値になるとは限りません。一回の数値だけで食品の良し悪しを決めず、食事や生活の全体を見ていくことが大切です。

血糖値は、食べ物だけで決まるものではありません。数値を責める材料ではなく、体のことを知る手がかりにしていきたいですね。
気になった時は、どうしたらいい?
健康診断の結果が気になる場合や、糖尿病の家族歴など心配なことがある場合は、医療機関で相談してみてください。必要な検査は、一人ひとりの状況によって異なります。
血糖値の変化を知ることは大切ですが、食事を楽しむことや、無理なく生活を続けることも同じくらい大切にしたいですね。
まとめ
「血糖値スパイク」は、食後に血糖値が大きく上がる状態を指す一般的な呼び方です。空腹時血糖値やHbA1cだけでは、食後の一時的な変化が見えにくいことがあります。心配な場合は自己判断せず、医療機関で相談しましょう。
次回のお話
次回は「血糖値はいつ測る?空腹時血糖値と随時血糖値の違い」についてお話しします。
もっと詳しく知りたい方へ
これからも、血糖値で悩む方の応援とサポートをしていきたいです。そんな時には、私にお力になれることがあれば嬉しいです。
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