こんにちは😊 看護師まりです。
食事の糖質を意識している方でも、飲み物に含まれる糖質は、つい見落としてしまうことがあるかもしれません。
ジュースや甘いカフェラテなどに糖質が含まれていることは、ご存じの方も多いと思います。
では、同じくらいの糖質をとる場合、飲み物と食べ物では何が違うのでしょうか。今回は、そこを少し詳しくお話しします。
飲み物の糖質は、短い時間でとりやすい
例えば、果物を食べるときは、皮をむいたり、噛んだりしながら食べますよね。
一方、果汁飲料は、コップ一杯を短い時間で飲めます。噛む必要がなく、飲みやすいため、糖質をまとめてとりやすいことが特徴です。
糖質を含む飲み物では、すでに水に溶けている糖が多く、でんぷんを含む固形食品のように、消化の過程を経てブドウ糖になるものとは違いがあります。
そのため、糖質を含む飲み物は、食後の血糖値を比較的速く上昇させることがあります。

飲み物を選ぶときは、甘さだけでなく『どのくらいの糖質を、どのくらいの時間で飲むか』にも目を向けてみたいですね。
「果汁100%」なら、糖質を気にしなくていい?
果汁100%ジュースは、砂糖を加えていない商品でも、果物由来の糖質を含んでいます。
ここで知っておきたいのは、「砂糖不使用」と「糖質ゼロ」は同じ意味ではないということです。
また、果物をそのまま食べる場合とジュースにする場合では、噛む回数や食物繊維のとり方、飲食にかかる時間などが変わります。
果物そのものには、食物繊維やビタミンなども含まれています。果物をとるなら、ジュースだけに頼らず、果物として食べることも大切にしたいですね。
飲み物の栄養成分表示、どこを見る?
市販の飲み物を選ぶときは、栄養成分表示の「炭水化物」や「糖質」の欄が参考になります。
ただし、表示が「100mL当たり」なのか「1本当たり」なのかは、確認したいポイントです。
例えば、100mL当たりの糖質が10gと表示されている飲み物を500mL飲むと、糖質は合計50gになります。
数字そのものを暗記する必要はありません。いつも飲んでいる商品を一度見てみるだけでも、選び方が変わるかもしれません。
普段の水分補給では、どう選ぶ?
日常の水分補給には、水や無糖のお茶など、糖質を含まない飲み物を基本にすると、飲み物から余分な糖質をとりにくくなります。
甘い飲み物を楽しむ場合は、量や頻度を意識することも一つの方法です。
なお、低血糖時にブドウ糖や糖分を含む飲み物を使う場合は、普段の水分補給とは目的が異なります。治療中の方は、医療者から案内されている低血糖時の対処方法を優先してください。

好きな飲み物を全部やめる、というお話ではありません。普段の水分補給と、楽しみとして飲むものを分けて考えると、無理なく続けやすいと思います。
今日お伝えしたいこと
飲み物に含まれる糖質は、短い時間でまとまった量をとりやすいことが特徴です。
まずは、普段よく飲むものの糖質量を知ること。そして、水分補給には水や無糖のお茶を基本にすることから始めてみましょう。
前回の記事:同じ炭水化物でも血糖値の上がり方が違うのはなぜ?
あわせて読みたい:果物に含まれる糖質と血糖値の関係
次回は「食事の間隔が空くと、次の食後血糖値はどうなる?」についてお話しします。

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