こんにちは😊 看護師まりです。
体にいいとわかっていても、毎日の暮らしの中では、思うようにできないことがありますよね。私も「今日はちゃんと作ろう」と思っていたのに、気づけば夕方になっていることがあります。
今日は、料理をする時間や気力がなかなか取れない日の食事について、一緒に考えてみたいと思います。
「自炊した方がいい」とわかっていても
仕事が終わって、帰りに買い物をして、家に着いたらもう夜。そこからご飯を炊いて、おかずを何品も作るのは大変です。
でも、時間だけの問題ではないんですよね。子どもの宿題を見たり、食事を食べさせたり。介護が必要な家族の食事や服薬を手伝ったり。ほかの人のことを優先しているうちに、自分の食事を考える気力まで残らない日もあります。
例えば、こんな日もありますよね。
- 残業で帰宅が遅く、台所に立つ元気が残っていない。
- 子どもの食事や身支度を優先して、自分の朝食は食べそびれた。
- 小さな子どもを見ながらでは、包丁や火を使う調理に集中できない。
- 学校や保育園からの呼び出しで予定が変わり、買い物に行けなかった。
- 家族の介護食を用意したり、食事介助や通院の付き添いをしたりして、一日が終わってしまった。
- 介護中は目を離せず、自分の食事をゆっくりとる時間がない。
- 夜勤や早朝勤務があり、食事の時間も買い物の時間も一定ではない。
- 献立を考えること自体が負担で、結局いつも同じものを選んでしまう。
- 一人分だけ作るのが面倒で、パンや麺類だけで済ませることが多い。
- 体調がすぐれず、包丁を持ったり後片づけをしたりするのもしんどい。
- 仕事・家事・育児を一人で担っていて、食事を整えるために誰かの手を借りることも難しい。
- 家族の好みに合わせて料理を作ると、自分の食事まで考える余裕がない。
そんな日に「野菜も、おかずも、毎食そろえましょう」と言われても、負担に感じることがあると思います。
自分の食事に手をかけられないのは、ほかにも大切にしなければならないことが、たくさんあるからかもしれません。

私も、食事を整えたい気持ちはあっても、時間や気力が追いつかない日はあります。毎日きちんと作ることを目標にしなくてもいいと思うんです。
「料理すること」と「食事を整えること」は別です
血糖値を考えた食事のために、すべてを手作りする必要はありません。
例えば、おにぎりだけで済ませる日が多いなら、買える範囲でゆで卵や豆腐、サラダなどを組み合わせる。カップ麺だけになりがちなら、卵や冷凍野菜を足せる日だけ足してみる。
コンビニのお弁当やスーパーのお惣菜も、忙しい日の食事を支えてくれる選択肢です。主食の量と、おかずの組み合わせを少し意識するだけでも、選び方は変わります。
ただし、買い足しが毎回必要になると、食費の負担も増えてしまいます。家にある食品を使ったり、単品の組み合わせとお弁当の価格を比べたりして、無理のない方法を探してみてください。
疲れた日の「考えなくていい組み合わせ」を決めておく
料理そのものより、「今日は何を食べよう」と考えることが大変な日もあります。
そんなときは、負担の少ない食事を二、三通り決めておくと、選ぶ手間を減らせます。
- ご飯+納豆+具入りみそ汁:温めるだけ、混ぜるだけで用意しやすい組み合わせ。
- 冷凍うどん+卵+冷凍野菜:一つの鍋で用意でき、後片づけも少なめ。
- おにぎり+ゆで卵+カット野菜:調理できない日にも選びやすい組み合わせ。
- 市販のお弁当:主食が多いと感じるときは、量を確認して自分に合った食べ方を考える。
毎日同じものを食べることを勧めているわけではありません。余裕のない日を乗り切るための「いつもの選択肢」を持っておく、という考え方です。
食べる時間が遅くなったときは?
帰宅が遅い日は、食事を抜いてしまいたくなることもあります。でも、糖尿病の薬の種類によっては、食事を抜くことで低血糖が起こることがあります。
特にインスリンや一部の血糖を下げる薬を使っている方は、食事の時間が大きくずれるときの対応を、あらかじめ主治医や薬剤師に確認しておくと安心です。
「遅くなったから食べない」ではなく、自分の治療に合った食事のとり方を知っておくことが大切です。
今日、一番伝えたいこと
忙しい日に必要なのは、料理を頑張るための新しいルールではなく、料理ができない日にも食事を用意できる方法かもしれません。
自炊できた日だけが、食事療法に取り組めた日ではありません。

買ってきたものでも、温めるだけでも大丈夫。今の暮らしの中で続けられる食べ方を、一緒に見つけていきたいですね。
前回の記事:食費を抑えながら、血糖値にも気を配るには?
次回は「家族と自分で別々の食事を用意するのが難しいとき」について考えます。

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