食べる量が減ってきたら|知っておきたい低栄養のはなし

こんにちは😊 看護師まりです。

「以前より食べる量が減ってきた」「意図せず体重が落ちてきた」。今回は、年齢を重ねる中で気をつけたい、低栄養についてお話ししていきますね。

低栄養って、どんな状態?

低栄養とは、身体に必要なエネルギーや栄養素が不足している状態です。年齢を重ねた方では、特にエネルギーとたんぱく質の不足に気をつけたいところです。[1]

食べる量が減る理由は、さまざまです

低栄養には、病気や、年齢を重ねることによる味覚の変化、一人暮らしなどの生活環境、認知機能の低下など、さまざまな要因が関わっているんですね。[1]

歯や入れ歯の問題で噛みにくい、飲み込みにくいといった、お口の問題から食事が十分にとれなくなることもあります。[2]

栄養不足は、筋肉や身体の働きにも関わります

低栄養は、筋肉量や筋力の低下、フレイルにも関わります。身体の機能が低下して活動量や食欲が落ちると、さらに栄養が不足するという悪循環につながることがあります。[1]

そのため、低栄養への対応では、栄養と運動の両方から、身体の状態を整えていくことが大切なんですね。[1]

食事の「量」と「内容」に目を向けてみましょう

低栄養を防ぐためには、食事の量だけでなく、内容も大切です。魚、肉、卵、乳製品、豆類、野菜など、さまざまな食品を取り入れることが、栄養の偏りを減らすことにつながります。[3]

噛みにくさや飲み込みにくさがある場合には、その原因に合った対応が必要です。歯や入れ歯に気になることがある場合は、歯科でも相談してみてくださいね。[2]

意図しない体重減少は、相談のきっかけに

体重が減る理由は、食事の量だけとは限らないんですね。消化・吸収の問題や、糖尿病などの病気が関わることもあります。[2]

減量をしていないのに体重が落ちてきたときは、医療機関で相談してみてくださいね。そのときに、食べる量の変化や、噛みにくさ・飲み込みにくさなど、気になっていることも一緒に伝えていただけたらと思います。[2]

参考資料

森永乳業クリニコのコラムを参考に、国立長寿医療研究センターの公式資料による補足を加えて作成しました。

[1] 森永乳業クリニコ:高齢者の低栄養の要因や問題について

[2] 国立長寿医療研究センター:体重減少の原因は?

[3] 国立長寿医療研究センター:低栄養を回避する(2)~食事の質は良好ですか~

この記事を書いた人
荒木まり

看護師

専門医療機関で10年以上にわたり、生活習慣のアドバイスや心のケアに携わってきました。

むずかしいことも、やさしい言葉で。
糖尿病治療と向き合う方に寄り添い、
心の支援ができるような情報をお届けしています🌷

オンライン相談やブログを通して、
**「ひとりで抱えない医療のかたち」**を目指しています。

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